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イライラする肩こり
肩こりに悩む方は非常に多くいらっしゃいます。
原因は様々で、仕事の環境、性別、体型、プレッシャーなどでおこります。
また、稀なケースで内科的疾患や脳血管疾患からくる場合もあります。
だいぶ前ですが、私の恩師が急死してしまいました。
死因はくも膜下出血でした。
近しい方に聞いたところ、亡くなる3ヶ月前ぐらいから、重度の肩こりを訴えてらしたそうです。
肩こりといえど、稀に深刻な疾患に起因するものあります。
肩こりの原因
原因は様々で一概にはいえませんが、自律神経、特に交感神経を介して筋肉に血流障害が起こり、組織のうっ血やむくみが生じます。
特定の疾患と関係のない肩こりを一次性肩こりと言います。
肩こりの分類は下記の様になります。
肩こりの分類
- 一次性肩こり
- 過労
- 体型
- 不良姿勢
- 精神的緊張
- 二次性肩こり
- 内科的疾患(高血圧、心臓病、胃下垂、肝臓病、便秘など)
- 整形外科疾患(変形性頚椎症、むちうち、五十肩など)
- 眼科的疾患(近視、乱視、遠視、眼精疲労など)
- 婦人科系疾患(月経困難症、更年期障害など)
勉強や資料を読むなどで、前屈みの状態が続くと、うなじの筋肉が長時間緊張してしまいます。
また、パソコンのモニターを見る姿勢は、無意識的に顎が前に出る姿勢をとってしまいがちになります。その様な姿勢が続くと、後頭部の付け根にある後頭下筋群が短縮し固くなってしまいます。
なで肩の方は、僧帽筋上部に緊張が持続する状態になります。
もともと筋肉は、緊張と弛緩を繰り返し、血流を促進する働きがあります。
そのリズムが滞ると、肩こりが起こります。
肩こりの予防法
肩こりは予防が大事です。
人間の組織というのは、数分間血流が途絶えただけでも壊死が始まってきます。寝たきりになると出来てしまう褥瘡(床ずれ)がその例です。日常生活で、動かないで同じ姿勢でいると、それに近い状態になってしまいます。
なので、特に全身運動が重要です。ジョギングやウォーキングなどが良いです。リズミカルな動きは筋肉の緊張と弛緩を繰り返して、血の巡りを良くしてくれます。血の巡りが良くなると、筋肉だけでなく気持ちも軽くなります。
それに加え、ジョギングや水泳は筋力低下も改善してくれます。使われてない筋肉はどんどん細く柔軟性が失われてしまいます。筋肉が攣りやすくなってしまいます。
運動と良い姿勢、ぜひ心がてみてください。
また、忙しくて運動をする時間がない方はこちらの動画をご覧ください。
肩こりにも可視光線療法
光線は、血管を拡張して患部の血行障害を改善します。痛みを和らげる効果もあります。
肩こりに対して、可視光線療法はとても相性が良く、効果が現れるのが比較的早めです。
慢性疾患がある方は、まず慢性疾患の患部に光線を当てます。
ミヤマエ整体院では、手技療法、可視光線療法と運動指導を併用することによって、多くの改善例があります。
肩こりでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。