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【症例】肩関節周囲炎(五十肩) 88歳 女性 可視光線療法と超音波治療4回で痛み軽減

88歳 女性 Y様

一ヶ月前より急に右肩が痛み出し、洗濯物を干す、着替える等が日に日に困難になってきたそうです。

右腕を斜め前方に持ち上げると痛みが走ります。

痛みが強くなりだし、整形外科で教わった体操を行なっておられた様ですが、

一向に回復の兆しが見えなかったとの事で、当院にご来院いただきました。

痛みの程度は10段階で5程度の中レベルと判断しました。

肩関節周囲炎(五十肩)の主な症状は

  • 肩の痛み
  • 運動制限(着替えや洗顔などの動作が困難)
  • 夜間痛
  • 痛みによる睡眠不足
  • 自発痛
  • など

左肩が痛む場合、虚血性心疾患、狭心症や心筋梗塞などの基礎疾患がないかどうかを考慮する必要があります。

右肩の場合、肝臓や胆嚢などに病変や負担がかかっていないかを確認します。

原因

一般的に詳しく解明されていませんが、コレステロール値が高めの方がこの疾患に多く罹る傾向にあります。

また、運動不足によるリンパ液の循環不全などが原因で、カルシウムの沈着などで痛みを誘発します。

全体的に代謝異常に起因するものとされる説が有力です。

治療

運動制限が長期化すると、関節拘縮が強く残ってしまう可能性があります。

早期の疼みの改善と早期の運動開始を目指します。

可視光線療法と超音波治療器を患部に照射します。患部に約15分。

肩の可視光線療法

写真はイメージです。

その後、手技療法で関節の内部の循環を促進させる様に施術を行います。

それに加えて、食事の内容などをお聞きし、

大腸でのコレステロール代謝を正常にする目的で、食物繊維の摂取量を増やし、

糖質を制限するお食事をお勧めしております。

肩関節周囲炎の場合、1回で痛みをとることはほぼ不可能なので、

通院回数を多くできる様に、一回の施術は15分(1500円)と短時間で続けていきます。

Y様の場合、2週間で4回のペースでご来院いただき、4回目で、ほぼ痛みは消失していました。

現在では、お体のメンテナンスを1月に2回のペースで続けていただいており、肩の方は順調です。

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